きっと誰かの暇つぶし

自動車業界の近くにいる現役エンジニアのクルマと思いつきの記録。

33.エンジニアが海外へ何を目的に出張するのか

メーカーを志望する場合、動機の一つとしてグローバル展開をしているため仕事のフィールド、規模の大きさをあげる人もいると思う。

 

事実、今時日本のみで展開しているメーカーの方が珍しく思えるし、自動車業界は規模がものを言う業界なので海外展開は言わずもがなある。

 

ではエンジニアとして海外を相手に仕事をしたいとなったとき、どういうイメージをするだろうか。海外にいって他拠点とのやりとりや駐在をするということをイメージするだろうか。

 

これはあくまで自身の経験と知識だけれどもエンジニアで海外にいく、駐在することはどういうことか。というの書こうと思う。

 

  • 社会人3年目まで海外出張は多くても一回

 

いきなりテンション下がる展開なのだけど若手が海外出張にいくことはほとんどチャンスがない。

なぜなら日本の自動車メーカーであればもしくは日系メーカーならそもそも研究開発の拠点の中心であり開発そのものは日本でやるのが基本だからだ。

じゃあどのタイミングで行くかというと

 

①現地生産の立ち会い

②現地での認定テストの立ち会い

③学会、study系

④現地の突発的な不具合

 

①②はもし自分が開発している機種が海外の車種であれば十分にチャンスがある。基本的には緊張感はあるものの開発の最終段階そしてそこまで不具合はつぶしこんでいるはずなので確認作業が中心になる。

一週間~三週間。平日はほぼラボや工場に缶詰めではあるが週を越えるとなると休みはありささやかながら観光できる?かもしれない。

車の開発は3~5年と言われておりなので初めて海外出張はこれという人も少なくはない。

 

③は新規技術など論文を書いた場合発表する機会がある。アメリカやヨーロッパなど比較的先進国が多いイメージ。こちらはさほどながくなく一週間ほど。普段仕事とは違う経験が味わえるはず。

 

④はプログラム不具合や量産に間に合わせるためテストを現地でやるぜみたいなとにかく緊急度が高い出張だ。

問題解決出来ない場合居残りやプログラムを書き換えてわたる巡業などがあり拘束時間が長い場合がある。起きてほしくないものだけど出るときは出る。

 

 

大体この四つが若手のうちに行ける出張だ。もちろん何かにかこつけて自ら仕事作って行く人もいたけど。 

 

いずれにしても経験すると普段味わえない空気感。緒先輩方がいないなかの確認は緊張もあるので大きく成長できる機会ではある。

 

新卒の子の話を聞いていると案外海外行きたくないという人もいるけど、少なくとも自分は勉強になったのでいきたい人は上司にアピールしてみるといいとおもう。

きっと面白いよ。