きっと誰かの暇つぶし

自動車業界の近くにいる現役エンジニアのクルマと思いつきの記録。

74.自分のためにプロになれ その2

昨日の続きhttps://www.funkypop.tech/entry/20190213/1550054927

 

 

今日は単なる感じたことについて。

 

 

トヨタの年初のあいさつを見ていて思ったのはトヨタは生産技術側強い会社なのだなと思った。

 

豊田さんは繰り返し、原価、TPSのワードをくりかえし言っている。それは製品開発をやっている身としてはつねに頭に念頭におかないといけないことだけれどもよりよいものBetter (これもよく出ていた)というのは僕感覚でいうと開発よりの考えではないかなと思う。

 

開発側にいると常に目標値というのがそれぞれ決められておりそれは大概前モデルをこえるまた挑戦して新しい価値をつくりだす方向におかれる。

 

これはbetter というよりかはその車(製品、性能)にとってbest をめざすものでありだからbetter という言葉はでてこない。

 

けれど生産する場合、例えばこのボルトを締めるのを何秒にする。それを次には何%縮めるといった常にカイゼンというのが行われるわけでそれはbetter という言葉のほうが合うのではと思う。

 

原価という言葉ももちろんコストということで言えば間違いなく大事だけど、どうしても性能を気にしてしまうのだ。

 

だからこの言葉は僕にとっては新鮮でそれでいてトヨタの強みだと思う。

 

Better を続けたからこそ一つ一つの部品は安くなりハイブリッドという高価な乗り物を世界何百万台と売ったのだから。

 

豊田さんはこのbetter の延長にイノベーションがあると考えておりそれはまた次はどんな答えをだすのか楽しみであり、そして負けてられないなと思っています。