きっと誰かの暇つぶし

自動車業界の近くにいる現役エンジニアのクルマと思いつきの記録。

就活前に設計職を考えている人に知ってほしいこと

 

ふとこんな記事を見かけた。


理系「高度人材」が売り手市場でもなかなか転職できない理由(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース

 

高度専門職とのマッチングが現状の転職のやり方では上手くいかないという話だったのだけど、実際はどうかはこの記事を読んで判断してもらうとしてこの記事のなかに出てきた技術者の方の転職がすごく気になった。

 

この方は一年目から設計に携わりたく技術派遣会社に就職けれども実際は解析がメインで希望にあわず転職を試みるも既存の転職サービスでは機械設計職ができる求人がほとんどなかったそうである。

 

結果なんとかベンチャーにはいりマッチングがよかったのでめでたしめでたしという話だけど、そもそもなんで機械設計職のマッチングが少なかったのかというのは気になった。

 

考えられるのは読む限り派遣でやってたのは解析メインでありいわゆる設計ができるようなところではなかったことだ。転職ではどうしても実務の経験が重要になってくるし解析だとやや苦しいのかなと思った。

 

そして入り口である一年目から実務に携わるため技術派遣会社にはいったこと。ここに一つ設計としてのスキルを見逃してることになる。 

  

 

 

機械設計、一見して図面を書く仕事。

 

 

なのだけれど実際は納期以内に不具合をだしきり目標とされたコスト、重さ、大きさ、そして性能が出せるものを作り出す仕事だ。

 

このためには様々な人と絡んでくる工場の現場、生産技術、購買、テストチーム、解析チーム、他部署、、、

 

そういった人たちと調整し様々な思惑やお互いの正論をぶつけ合いながらそしてプロセスにのっとり納期以内に仕上げる。

 

 

このコミュニケーション力は製品開発で重要なスキルでありこれは仕事でしか身に付けられないと思う。


あくまで図面を書くというのは設計のなかの実務の一つでしかない。

 

そしてこのコミュニケーション力を身に付けられる場は実務メイン※1である技術派遣会社※2ではなく製品開発と言われる部署がある会社だ。

 

会社に入れば分かるのだけど自分も入るまで分からなかったしだから勘違いもある。

 

でも本当にやりたい仕事は自分が携わったモノを世の中にだしたいのか

それとも自身の専門スキル(もしくはのばしていきたい突き詰めたいスキル)をとことん深いところまでつめていきたいのかはしっかり自己分析をして見極めた方がいいと思う。

 

 

※1これについてあくまで主観です。

※2決して技術派遣会社は悪いという話ではないです。いつもお世話になっていますしあくまでこの方のやりたいことへのマッチングのミスマッチについて書きました。